吉祥寺のカフェCOFFEE TALKオーナー、大竹茂仁さんの学びと経験とは。

はたらきながら学べるスクール選びなら
就職・転職へのヒントはここにあります

16 大竹茂仁さん [前編]

20歳で独立を決意、大学に通いながらのダブルスクールでパティシエの技術を学んだ大竹さんの、専門学校選びとそこで得た学びとは?
 

|20歳で独立を決意|

本格的なスイーツを出すカフェを。

―いつ頃から独立を考えていたんですか?
 


大学生だった20歳くらい、周りも就活のことなどを気にし始める頃「カフェをやろう」と思い立ちました。経営系の学科にいたので「どういうお店にしようか」って、学生なりにビジネス視点でも考えて、当時はまだ「スイーツがおいしい」という売りが強いお店があまりなかったんで、そういうお店なら、いまから始めても需要があるのかなと。でも、家庭でもできそうなものとか、ちょっと練習すればつくれそうというものではなくて、自分がやるんだったら本格的なものをこだわって出したいという思いがあったんで。習うところもお菓子教室ではなくて、しっかり学べる場所を、ということで専門学校への入学を決めました。
 

|夜間部を選んだ理由|

大学とのダブルスクールで学びたい。

―学校選びはどんな流れだったんですか?

大学3年の春からの入学を決めて学校選びに入りました。ダブルスクールになる関係で、学校からのアクセスは重要でした。キャンパスが吉祥寺だったので、やっぱり中央線圏内とか井の頭線とかを使って便利に通える場所を探しました。別の学校では1年制っていうのもあったんですけど「時間が足りないな」と自分では思って。東京製菓学校は実技中心なんですけど座学もあったりして、やっぱりちゃんとカリキュラムが組まれた学校で2年間勉強したいなと。
 

|東京製菓学校の2年間|

良い意味で “厳しさ” を感じられた。

―ダブルスクールの2年間、正直どうでした?
 


それなりに大変でしたけど、充実していましたね。常に考えていたのは「集中して学ぼう」ということ。高卒ですぐ専門学校に入学して毎日勉強できる人や、就職していきなり実地で腕を磨く人と比べたら、大学のぶんだけタイミングがずれている訳なんで。普通に学んでいては同じ実力にいくまで時間がかかるので、とにかく集中しようと。だから、学校の授業を通じて、現場と同じような雰囲気や空気感、緊張感を感じながら学べたことは、自分にとってよかったと思います。周囲も目的意識の高い人がたくさんいましたし、技術だけでなく衛生的なことなども含め、先生も良い意味で厳しさを教えてくれたと思っています。
 

|就活について|

大学の就活は一切せず、学校の紹介で就職。

―就活とかはどうだったんですか?

結局、大学での就活は一切しなかったですね。同級生がセミナー出たりエントリーシート書いているときに、僕はせっせとバッグ持って電車乗って、東京製菓学校に向かう、っていう生活でした(笑)。4年になるとだいぶ単位も取れてきて自由な時間が増えたので、学費を稼ぐために昼間はアルバイトしたりして、そのまま夜学校に通っていました。


夜間部の2年生途中からはパークハイアット東京でのアルバイトを東京製菓学校の先生に紹介していただいて、現場も経験しました。当時は駆け出しで全然わかんなかったんですけど(苦笑)、いま思えば、現在内海会*の会長をされている横田さんがちょうどシェフをされていて、ザ・ペニンシュラ東京のシェフをされていた野島さんもスーシェフという、錚々たるメンバー。しかもアルバイトからそのまま就職という、本当に良いご縁に巡り会えて、仕事をさせていただきました。

*内海会:国内洋菓子業界最高峰のコンクール「内海杯」を主催するパティシエ業界の団体。
 




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