「将来の夢は、自分のお店を持つこと」。
独立開業を目標にして、製菓・製パンの世界へと足を踏み入れる人はたくさんいます。年齢を問わずさまざまな人たちが技術と知識を学ぶためにやってくる夜間部は、とくにその傾向が強い学科といえるでしょう。
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しかし、実際にその夢を実現するには、多岐にわたる準備と計画が必要となります。経営や会計・税務、会社設立の準備、資金計画、資材調達や事例研究etc...。そんなときに、支えとなるようなサポートを行っている学校もあります。
東京製菓学校の教師は、学生たちに「卒業しても私たちを利用しなさい」といいます。自分たちの持っているノウハウや経験、あるいは人脈を上手に活かして欲しいと考えているからです。教師をはじめとした学校のスタッフが持っている業界へのパイプは、就職や転職だけにとどまりません。たとえば原料や機械を調達するためのメーカーや卸売業者などとも、しっかりと信頼関係を保っています。困ったことがあれば、いつでも相談にのる用意ができているのです。
実際にお店を立ち上げる際には、経営計画を考えたり、資金計画を準備したりと、普段の仕事とは異なるさまざまな業務が待ち受けています。本校で教鞭をとる先生のなかには、経営コンサルタントのプロもいますから、アドバイスを受けて計画をより良いものにするといったこともできます。また会計・税務などの専門分野は、会計士や税理士を紹介することも可能です。